

UCLA Extensionの受講を決めたもう一つの理由が、職業や経験を問わず、学ぼうとする者に対してオープンであることです。しかも、米国の本校で培われた本物の講義を日本で受けることができます。その分、手加減のない厳しい授業だったかもしれません。例えば、プレゼンテーションの講義にしても、他の受講者を納得させられるだけの資料を自ら準備し、理論構成して臨まなければなりません。発表時には「自分自身の意見」と、それを適切に表す英語表現やジェスチャーなども求められます。また、聞き手からの質問を理解し、的確に答えるスキルも鍛えられます。そうしたビジネスパーソンにとって実務に即した本格的な内容であることは、私にとっても魅力的だったわけです。
UCLA Extensionでビジネス英語の上級プログラムまで学べたことは、英語を学び続ける私にとって大きな財産となりました。これからの時代、私の教え子である高校生の中にも、国際ビジネスに強い関心を持つ生徒がたくさん出てくるでしょう。大半が社会人になり、Business Englishが必要になると思います。今後も一人の英語学習者として楽しく挑戦を続けて、生徒たちが将来に渡って英語を学び続けることの「架け橋」にもなっていきたいと思っています。







私が高校で仕事を始めた年度から「外国語指導助手(ALT)制度」がスタートして、高校にも外国人の先生が配属されるようになりました。新着任の時、職員室の自分の席の隣にいきなりネイティブスピーカーが座ることになり、大いに冷や汗をかきました。特に英文科卒の私にとって「英会話」は「鬼門」であり、大学までの自分の英語レベルに危機感をもったことから、数々の英会話スクールの門を叩きました。「初心者」として英語会話をもう一度、一から勉強しなおし、レベルアップを実感することや、失敗して恥をかいたりしながら本物の英語力を身につけることが必要不可欠だと思ったからです。
UCLA Extensionのプログラムを受講したのは、アメリカの大学の講座を日本で受けられることへの強い興味と、自身の英語学習の次のステップを英語教員としてではなく、一人の英語学習者として学んでいきたいという期待があったからです。
プログラムで取り上げられるトピックも実際の講義内容もビジネスの場面を想定していますが、相手にわかりやすく明確に伝えるというビジネス・コミュニケーションの手法は、英語のロジックそのものです。そのビジネス的な組み立て方や表現方法を学んだことは、私自身にとって大きなプラスでしたし、生徒に対しても、英語によるスピーチやディスカッション、プレゼンテーションを教えられるようになったと思います。